夜空を、そこに輝く無数の星々を眺めなさい。 あなたはひとりで生きてなどいない。
Date   2008/02/12  
No.160   いつくしんでいきる
期末試験も終わって、大学もとうとう春休みに入りました。
みなさん、元気にしていますか?

気がつけばあれよあれよというまに日が過ぎてしまっていて、びっくりします。
ブログの無更新期間のなんと長いこと(笑)無精者で、ごめんなさい。


休みに入った途端、すきな本ばかり読んでいます。
今読んでいるのは、岩宮恵子の『思春期をめぐる冒険』。
いや、小説じゃないのです。カウンセラーの著者が、村上春樹の本について、臨床心理学の視点でなぞときをおこなうという内容。
河合隼雄がすきな人にはおすすめですよ。
そうそう、思春期の時代って、まるでちがう時を生きているようだった、と思い起こしました。
この時代が、今の自分にどれだけ大きな影響を与えているかも。

あと、ほかには、ジェイン・オースティンの『分別と多感』を読むつもりです。
彼女の、びっくりするほど鋭利でユーモアにあふれてる観察眼がすき。




もう梅が咲いているんですよ。
知っていましたか?

咲いていなくても、ほころぶような蕾をみつけると、本当に嬉しくなります。
季節はちゃんとめぐっているんだって、冬はちゃんとおわるのだって、おもえて。

現実に振り回されて、目の前がぐるぐるしているときには、ちゃんと風や空や木々をみなくちゃだめですね。
そして、彼らのペースで生きなくちゃだめだな。たいせつなものを見失っちゃう。

いろんな人や風景や時間を、慈しんで生きていきたいです。



今日もまた、一日がはじまりますね。
みなさんにとって、素敵な一日になりますように。
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Date   2007/11/16  
No.159   謳歌
きみは泣く

まばゆい光が
きみを守っていたことに
気付いたから


世界はこんなにも、ただ在るというのに


見たいものしか
見られないわたしたち


透明な鳥が
澄み切った空を旋回し

世界の果てまで飛んでいく


なんという自由

愛することも
ためらわない


満たされることさえ
許されて



きみの零した涙がいつか
一本の若木の種となる


芽生え根付き
枝を伸ばし




やがて遥かな森となるのだ
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Date   2007/11/10  
No.158   福音

大いなる誤解
この世のあわいに

きみはぼくで ぼくはきみ

区別の男神
結合の女神

シンボルはもはや
存在の裏打ちでしかない

世界にはびこる
ありとあらゆる 意味 を

きみは笑いながら
無に帰す

太陽が沈み
星は光る

口笛が聞こえる

大いなる誤解
あの世のあわいに

きみはぼくで ぼくはきみ

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Date   2007/10/31  
No.157   東の始まり
いまだ熟れぬ林檎
世界の果ては青と云う

きみは蛇に
ぼくは土に

もどろう
朝が来る前に

これは始まりの物語




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Date   2007/10/31  
No.156   空をみあげる
最近は、月がとてもきれいでしたね。

京都に移って二年が経とうとしています。
ここにも大分慣れて、本当に第二の故郷になりつつあると感じているのですが、唯一不満なのは、星が全くみえないことかな。


以前地元に帰省していたときに、ふと見上げた夜空が満点の星空で、本当に驚愕した経験があります。
といっても、地元も山奥ではないので、とりわけ星の美しく見える夜だったんでしょうね。

それを見た途端、あまりの美しさに不意を衝かれて、ほろほろと泣いてしまいました。


なんであんなにこころが震えたのか、いまも上手く説明できないのですが。たぶん、安心したんだと思うんです。


星空の下、わたしは今このときを生きていると、肌が感じて、
ただちに「わたしはひとりじゃないのだ」と思いました。

”いま、ここに在ること”への共感だったんじゃないかなって、最近は思っています。


いま、ここに在ること。
ただ在ること。


わたしたちは、それぞれの想いを抱えて、その想いのちがいに時々打ちのめされて、孤独を感じるけれど。それも一方で真実だけど。
こうして不意にひとりじゃないと感じることも、あるんだ。

それを実感したら、気持ちがすっと楽になりました。


京都はなかなか星が見えにくいけれど、でも、煌々と輝く月は本当に美しいです。
空をみあげることを忘れてはならないと、感じています。
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